ドラゴンボールZ
魔人ブウとの決戦に向けて、精神と時の部屋で修行を開始した悟天とトランクスは、相変わらず緊張感の無いままではあるものの、修行の成果は出たようでもある。
その時間を作る事に唯一奔走していたのがピッコロで、その姿には誰にも認められない事をわかっていながら嫌な仕事を一手に引き受ける日本の平均的サラリーマンの姿を見てしまう。(今ではそんな奇特な存在は絶滅してしまったかもしれません)
誰も何かしようというような動きを見せないばかりか、相変わらずのバカ親のチチの行動はイラつかせるもので、ブウによって卵にかえられて踏み潰されるシーンでは拍手を送ったくらい・・・。
もしかしてそれは意図したものであったのかとさえ思わせるシーンでした。良い子のためには、多分そんなことではないのでしょうが、製作サイドの意図とは関係なくすっきりさせられるシーンではあった。
さて、姑息ともいえるようなピッコロの時間稼ぎにタダ従うブウの姿は、とても凶悪さは感じられないところがあり、それが緊張感というものを感じさせない部分でもあるのかもしれない。
全体的に軽いタッチで展開しているので、すでに人類のほとんどが絶滅していたり、残った人類の命も風前の灯火であるというようなことはまったく感じられない。
それがいいのか悪いのかはともかくとして、もう少し緊張感がないと軽い部分が引き立たない気もする。